奇門遁甲(きもんとんこう)と言ってもピンと来ない人でも、
安倍晴明が駆使した陰陽道はご存知ではないでしょうか?!
奇門遁甲は正式には「式占」と言います。
安倍晴明が使役したとされる式神と同じ「式」ですね。
式占は日本に伝わり、陰陽道として成立しました。
陰陽道は平安時代にもっとも流行し、
京都の町にはその名残とも言える遺跡がたくさん残されています。
例えば、「大将軍神社」という神社がありますが、
これは、陰陽道でもっとも凶意が強い神様である「大将軍」を鎮めるための神社です。
また毎年、その年の吉方位と凶方位が決められますが、
これは陰陽道によって定められるものなのです。
このように、「奇門遁甲」という言葉は知られていなくとも、
日本人の生活にはとても密接にかかわっていることがわかっていただけたかと思います。
あくまでも伝説ではありますが、
三国志の英雄・諸葛孔明は、この奇門遁甲の使い手であったといわれています。
三国志時代は、魏・呉・蜀という三つの大国が並び立ち争い合った時代ですから、
(最近は金城武が出演した映画「レッドクリフ」などの影響で三国志に興味をもつ女性も多いそう。かくいう私もそのひとりです・笑)
その時代に使われたということは、兵法のひとつであったと考えるのが自然でしょう。
ただ、兵法といっても、現在の私たちが考えるようなものではないようです。
「画期的な戦法」と言われて私たちが思い出すのは、
例えば、織田信長の鉄砲隊のようなものではないでしょうか。
当時、火縄銃は破壊力が大きかったのようですが、
着火から発砲までに時間がかかってしまい、即戦力にはあまりならなかったようです。
そこで、二列になった鉄砲隊が前列・後列を入れ替えて撃つことにより戦に使えるようになったというわけです。
しかし、孔明の時代、
兵法はそのような直接的なものではなく、陣形の敷き方など、
いってみれば、もっと神秘的な内容だったのです。
人生は、ある意味戦場であるともいえますから、
本来兵法であった奇門遁甲は、非常に有効な術であると言えます。
とはいえ私たちのような素人がそれを理解し、
利用することは難しく、何よりも危険だと考えます。
「人を呪わば穴二つ」という言葉がありますが、
自分の幸せを祈ることも、見方を変えれば呪いに通じることがあるからです。
例えば片思いの相手との両思いを祈ることは、
片思いの相手と誰かを別れさせたいという呪いに通じるかもしれません。
「呪」と「祝」という漢字が似ているのは偶然ではないのです。
そこで、その道のプロが術を籠めたお守りなどを使うわけですが、
そのお守りとして天然石は最適だと言います。
それ自体がパワーを秘めた石に、術者のパワーがプラスされるわけですから!!
ただの紙に書かれた呪符よりも強力であるということは納得していただけるかと思います。
またブレスレットなどにすると身につけやすいのも利点と言えますかね。