運命の出会いまでの36年

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瑠璃(ラピスラズリ)

星空を思わせる石

夜の闇を思わせる深いブルーに金色の粒が浮き出ている瑠璃ラピスラズリ」は、
まるで、満天の星空のような美しさを持つ石です。

この石に魅せられたのは日本人だけではありません。

例えば古代エジプトでも大変珍重されていたということは、
ツタンカーメン王のミイラが、この瑠璃・ラピスラズリで出来たマスクをかぶされていたということからもわかるかと思います。
なんのために死したツタンカーメン王にこの石を使ったのかは今となってはわかりません。
しかし、ミイラは死後に再生するためのものであると考えられていますから、
瑠璃には再生に力を貸すような作用があると考えられていたのかもしれません。
その大空を連想させる美しい色合いが、魂を冥府から引き戻すのではないか、という発想もあったのでしょう。

富の象徴

瑠璃のうちでも高価なものは、多くの場合金色の粒が含まれています。
これは金ではなく黄鉄鋼(おうてっこう)ですが、
その美しい黄金色の輝きは、まさしく「富」を連想させるものでした。
ですから、瑠璃を所持するものは、巨万の富を得ると考えられてもいたのです。

そのことは、イタリアフィレンツェの大富豪・メディチ家がこの石を大切に扱ったことからもわかるでしょう。
メディチ家はルネッサンスに大きな役割を果たした富豪ですが、
この時期に描かれた絵画の多くに、
瑠璃を使った顔料である「ウルトラマリン」が使われているのをご存知でしょうか。

これは瑠璃が美しい青色をしているという理由もありますが、
メディチ家が瑠璃を特別な石として扱ったことも大きいと考えられています。

そしてまた、ウフィツィ美術館に収められているメディチ家の紋章に、
この美しい青い瑠璃が使われていることからも、メディチ家と瑠璃の関係がわかるでしょう。
メディチ家の繁栄の理由が、瑠璃にあるとは言いません。
しかしなんらかの関係があったと考えるのは無理なことではないでしょう。

組み合わせが難しい瑠璃の色

瑠璃は強烈な色合いを持ちますから、
他の天然石と組み合わせるとこの石だけ浮いてしまうことがあります。

ときどき、
無理やりローズクォーツなどを一緒に使ったブレスレットを見かけますが、
垢ぬけた印象はないように思います。

確かに、瑠璃の持つ最高の力と、ローズクォーツの恋愛成就に発揮する力を組みあわせると、
その力はさらに大きくなると思うのですが、
だからといって、身につけるのをためらうようでは意味がないのではないでしょうか。

個人的には、瑠璃は瑠璃だけの製品が好みです。
そういう意味では、石を組み合わせて瑠璃の力をアップさせるのではなく、
石に八大龍王を彫り込んだ龍宝堂さんのブレスレットはオススメかと思います。
瑠璃のシックな色合いを生かすのはなかなかに難しいことですが、
力のある石だからこそ、どんなファッションにも使いやすいように加工されたものを選びたいものだと思います。

 
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